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2/27 第7回浜松シティマラソン [Run Like Hell]

今年も浜松シティマラソンに出場しました。

あまりの混みように「なんでこねんようけ人が居てんねん?!(関西弁で「どうしてこんなにたくさん人が居るのか」の意)」と、自分もエントリーしておきながらも、つい呟いてしまいました。ともあれ、競技人口が増えるのは良いことです。

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種目は 3km、5km、10km、10マイル(約16km)といくつかあり、特に 3km は女子中学生・小学生・65歳以上の部となっていて、下の写真のような感じです。
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殆ど小学生。まことに壮観。 でも、

恐らく体育の授業の一環で、半ば強制的に参加させられているのでは? 

と、勘ぐってしまいましたが、まぁ 3km だからたいしたことは無いでしょうね。

私は昨年同様、10マイルでエントリー。通勤ランの片道より2kmほど長い程度ですが、大会慣れが目的です。
腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)も完治していない上に、このところ体調すぐれず週イチペースを心がけていた通勤ランも2週間休んでしまいましたので、今日は無理せず、ほどほどでキープ。最後にちょっと欲を出して飛ばしましたが、昨年より4分ほど遅くゴールイン。総合順位は 1590人中ほぼ真ん中らへんでした。
昨年、途中で抜いた会社の先輩には今回は追いつけず。

フルマラソンを完走する体力にはまだまだ戻っていないことを痛感。もっと走らなくては...

で、
済んだあと、「湯風景しおり」という、いわゆるスーパー銭湯へ行ってきました。
予想通り、ランナーが押し寄せて混みまくりでしたが、結構広くて露天もあり、いろんなお湯を楽しめました。効能とかをながめつつ「ふーん」てな感じで、上がったあと、ついでにそこで食事もしたのですが、

汗が止まらない...[あせあせ(飛び散る汗)]

勿論、走った云々ではなく、温泉の効果です。

只これが半端ではなく、あまりの暑さに、
駅前をブラついたり本屋に寄ったりする間も
ずっと半袖で過ごしたのです。
一時の極寒期を過ぎたとはいえ、街行く人は皆当然ながら冬の装い。
おまけに家族連れの会社の人に遭ったりと...

ちょっと変わった人に見えたかも知れません。^^;


マラソンどころか、「温泉がこんなに効く!」ということに
素朴な驚きを隠しきれない日曜日でした。


出場された方、そして大会関係者の方々、お疲れさまでした! また来年。
浜松シティマラソン公式web
http://www.hamamatsu-city-marathon.com/outline/index.html


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1/23 Banda Verde(リベルダージ New Year Party 2011) [Samba演奏]

ご無沙汰しております。
約半年も更新が滞っているので、生きているやら死んでいるやらという感じでしたが、どっこい生きております(ど根性ガエル風)。^^;

たまには更新しなさいというお叱りを各方面より頂き、重い腰を上げました。


で、例によってサンバ演奏です。

2011年1月23日に開催されたリベルダージ New Year Party 2011に Banda Verde(バンダヴェルヂ:サウーヂ、リベルダーヂ、アハスタォン etc. の混成メンバーによるバンド)の Cavaco奏者として出演させて頂きました。下記の中の 5:04 〜 7:55 で、曲は Aquarela Brasileira です。



リベルダージさんの New Year Party では毎度お世話になっております。

今回も楽しく演奏出来ました。
皆も笑顔。良い顔してます。

これからもよろしくお願い申し上げます。

G.R.E.S. Liberdade(リベルダージ):http://www.gres-liberdade.com/
BLOCO Arrastão(アハスタォン):http://arrastao.com/
G.R.E.S.Saúde(サウーヂ):http://gressaude.com/rj/
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8/28(土)サウーヂ、浅草サンバカーニバル初優勝! [Samba演奏]

今年も浅草サンバカーニバルに Saude (エスコーラ・ヂ・サンバ・サウーヂ)のバテリアとして出場してきました。浅草サンバカーニバル自体は第30回、サウーヂとしては創設25周年ということもあって、大きな節目でもあります。

8/27(金)は有休をとって浅草寺境内裏でアレゴリア作業等を行いました。
炎天下、汗が滝のように流れ出て水分補給が欠かせません。
ただ、何ヶ月もかけて準備してきただけでなく年々計画性の向上もあって、その場で新たにものを作るということはあまり無く、非常に順調に進みました。
今年のテーマは「愛」。形が無いものだけに難しいのですが、ストーリー性を持たせて、且つ視覚的にも判り易く表現するために様々な工夫を凝らしたパレードを目指しました。さて吉と出るか否か。

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作業終了後、作業メンバーの最年少であるRさんの16回目の誕生日でしたので、皆でケーキを買ってお祝いしました。うちは親子で参加されている方々が多く、チームの雰囲気を明るくしてくれます。
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さて当日の8/28(土)、例によってバテリア(パート:Caixa)として出場していたのでパレード中の写真はございません。

私はといえば、昨年は前日にぎっくり腰になるというアクシデントがありました。今年は冬から春にかけて走り込んでいたのでそういった心配はなく、また自宅では冷房を使わず過ごしてきたので暑さにも或る程度の順応性を備えておりました。

猛暑ではありますが、出場が最後から2番目ということもあって日陰ではそこそこ過ごせる状態。給水係もペットボトルを持って走り回って奮闘、パワーを維持してパレードを行うことが出来ました。ただ、個人的には大いに課題の残る演奏で、フォームやスティックコントロールを再度考え直す必要があると痛感しました。

さて終了後、再び浅草寺境内裏で解体作業も済ませ、控え室に戻って皆とだべったりしていると、メールで審査結果の知らせが。


 サウーヂ優勝!


??? へ? 嘘?  

それって、モバイル投票の「モバイル賞」とか、そんなんでしょ?


皆、半信半疑。


その後、「ほんとだよ!」という念押しのメールが。



いや、信じられん。ここは一つ、表彰式に行ったメンバーが帰って来るのを待とう。


そして、、、、 満面の笑みだったり、号泣しているメンバーが帰って来たのです。


創設25年目にして、初優勝。

勝ち慣れてないので、どう喜んで良いのか、ただただ戸惑うばかり。
嬉しさより不思議さが上回る奇妙な感覚。

思えば私が初参加した2002年は準優勝(!)でした。
あのときも、嬉しさより驚きが先に来てしまいましたが、いろんな面で、
何となくあの年と似た点があったかも知れません。

沢山の新人さんの活躍とか、皆のモチベーションとか。

未だになにかこそばゆい感覚。  …後が続きません。 ^^;

ただ、下記に載せてある審査結果の通り、総合点やテーマの表現、衣装では1位ではありますが、躍動感、演奏、ダンスについては1位ではありません。優勝に奢ることなく、更なる課題に向き合って、やるべきことをやっていかなくてはなりません。
http://gressaude.com/rj/modules/blog/details.php?bid=339


ともあれ、サウーヂの拠点、桜木町・野毛へ戻り、打ち上げ。

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これが優勝の表彰状。ホンモノです。

精魂こめた作品が評価されなかったり、せっかくの衣装が集中豪雨に打たれたり、PAがとんで歌が聴こえなくなったり、悔し涙に暮れたこともあったでしょう。ついに、それらが報われる時が来たのです。

皆様お疲れさまでした!!!

Saude :
http://gressaude.com/rj/
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海洋地形学の物語 (Tales From Topographic Oceans) / Yes [Progressive Rock]


海洋地形学の物語

海洋地形学の物語

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2010/05/26
  • メディア: CD


数ヶ月間放置しており、申し訳ございません。

夏によく聴くアルバム、Yes の「海洋地形学の物語 (Tales From Topographic Oceans) 」('74年リリース)を取り上げます。

来日公演で東京に滞在していた時、ジョン・アンダーソンが、ホテルの自室で読んだヒンドゥー教の経典 (パラマハンサ・ヨガナンダ著「あるヨギの自叙伝」(森北出版))からヒントを得て、ツアー中にスティーヴ・ハウとの共同作業で構想をまとめたといわれています。その歌詞は難解極まりなく、且つ曲も LP 2 枚組で 4曲(つまり片面1曲 x 4)というとんでもない構成です。
「こわれもの」「危機」というロックの、否、音楽の金字塔とでも言うべき大ヒットアルバムで飛ぶ鳥も落とす勢いだった彼らだからこそ製作、リリースに至った訳ですが、発表当時は「ジョン・アンダーソンとスティーブ・ハウの暴走」「無駄に長い」「誰も止める奴は居なかったのか」「削りようはあった筈」「1曲目と4曲目だけでよい」と、散々で、なかなか正当な評価が得られませんでした。

実際にはこれだけ長い時間の中にはそれなりにふんだんにいろんなアイデアが詰め込まれているのですから、珠玉のフレーズは各所に散りばめられており、例えば
1曲目 The Revealing Science of God の中盤の歌 (歌詞:The move fast, they tell me, But I just can't believe they really mean to... ) とギターのハーモニクス、メロトロンが醸し出す世界(この辺は、あたかも海の底から揺らぐ陽の光を見上げるような感じ)、一転して激しくなる後半のシンセソロ(Mini Moog)、
3曲目 The Ancient Giants Under the Sun 後半のアコースティックギター、ボリュームコントロールを利かせた繊細なシンセストリングス、
4曲目 The Ritual Nous Sommes Du Soleil ラストの素朴な歌とピアノ(故郷の空のもと、微風に吹かれて佇んでいるような感じ) etc. 聴きどころ満載です。

近年、リマスターCDの再発等で本作への再評価は高まっており、各所で「聴き手も成長する」という意味合いの見解を聞くことも多くなりました。
それだけでなく、本作に不満を示し、ついには脱退したキーボーディストのリック・ウェイクマン(ライブ中に手が空いた時間にカレーを食べていたという噂もあった)ですら、再加入後のライブで「当時より上手く弾けるようになった」と、曲への愛情が芽生えたともとれる発言をしています。聴き手だけではなく、「弾き手も成長する」のですね。

私は東海道新幹線で浜松から新横浜まで移動するときに、これをよく iPod で聴いています。
4曲目が終わる頃には、心も穏やかになっております。

1曲目前半:


1曲目後半:


2曲目前半:


2曲目後半:


3曲目前半:


3曲目後半:


4曲目前半:


4曲目後半:


タグ:YES
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5/3, 4 シズオカサンバカーニバル 2010 [Samba演奏]

ここ数年エスコーラ・ジ・サンバ・ハママツで Cavaco を弾いておりまして、
今年もシズオカサンバカーニバルに出場しました。
http://www.shizuoka-samba.com/

毎度ながら演奏していたので、美しいダンサーさんの写真等はございません。_o_

下記は静岡新聞記事へのリンクですので、こちらをご覧下さい。
http://www.shizushin.com/news/social/shizuoka/20100504000000000035.htm

今年は Salgueiro(リオの有名なエスコーラ) の "Bahia De Todos Os Deuses" ('69) を '06 に Tradiçãoがリメークしたバージョンをとりあげました。ただ、比較的単調な曲でメリハリに欠けるところがあり、しかもウチのチームは恐らく日本一練習をしないサンバチームなので (>_<)、ここ数年間は原曲通りのキメ(曲の合間に入る複雑なパターン)が出来ない状態でした。このキメは曲に変化をつけるだけでなく、バテリア(打楽器隊)に緊張感と気持ちのリセットを与えるという大事な意味合いがあり、これが無いとバテリアは徐々に疲弊していくのです。

そういうこともあって「今年は何としてもキメを入れよう」と皆に呼びかけ、5/3のプレイベント(パレードではなく街角で演奏する)直前の控え室でホワイトボードを使って集中講義を行い、短時間で覚えてもらいました。
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これでは何が何だか訳が判らないかも知れませんが、サンバ関係者なら大体どういうことか判るのです。^^;

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静岡伊勢丹前、葵スクウェア前、静岡パルコ前の3ステージでパフォーマンスを行いました。いずれも毎度ながら多くの方々が集まり、入場退場もままならないほででした。演奏は今一つぱっとしない面もありましたが、華やかなダンサー陣のおかげで拍手喝采を頂きました。
写真は本番前のパルコ前です。ダンサーもバテリアも待機しているので写っていません。_o_


さてパレード本番の5/4です。
今年も東京のリベルダージ、クルゼイロ、ICUラムズ、上智大学南米音楽研究会、アハスタォン、そして横浜の我がサウーヂより浅草サンバカーニバルで活躍するダンサー、バテリアが有志で集結し、強力な混成チームが編成されました。心強い限りです。

本番前、控え室から少し離れた公園の噴水前で打ち合わせ&ウォーミングアップ。例のキメをその場で伝えて、インテールプレチ(歌い手さん)の Monboo & Ivan の歌に合わせてバテリアに叩いてもらいました。この場で初めてキメを聴いたという人が殆どだったにも関わらず、あっという間にマスター完了、流石です。

日差しはさほどキツくもなく、適度に風も吹いており、絶好のサンバ日和のもと、ピカデリーZERO前 - 静岡パルコ前をパレードで往復しました。
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キメを入れた効果は顕著で例年のようなバテやテンポダウンもなく、且つ若者の参加で非常にパワフルな演奏が持続できました。
加えて、パレードにはナゴアス・カポェイラの皆様にもご参加頂き、開始前にはカポェイラのパフォーマンスも披露して頂きました。(写真撮っておくべきでした... )

追記:下記、youtubeで私達の映像を見つけました。キメの「ダッダダダダッ... 」というのも入っています。


打ち上げは2カ所(実行委員会主催と自主)に別れましたが、それを行き来する人達もあり(私も ^^;)、複数の団体が入り交じって凄まじい状況でした。昨年のような全員でパゴーヂというかんじにはならなかったようでちょっと残念ですが、いろんな方々と交流出来ました。

惜しむらくは、So-netブログの DEBDYLANさんとお会い出来なかったことで、是非とも次回にはご挨拶したいです。

出演者、実行委員会の皆様、本当にありがとうございました! 来年もよろしくお願いします。


おまけ:
今回の打ち合わせ&ウォーミングアップで活躍したポータブルのアンプ「Mobile Cube」 。電池駆動で且つマイクと楽器の入力が同時に使用出来るので、結構使えます。(^^) 
こいつが無くては打ち合わせもキメ練習も出来なかったので、持って行って良かったです。
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タグ:サンバ
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4/18 掛川新茶マラソン [Run Like Hell]

ひと月以上放置しており、申し訳ございません。

例によってサンバです。
6/17(土)横浜大道芸に「エスコーラ・ヂ・サンバ・サウーヂ」で出演しました。天気が心配でしたが午後からは晴れて、気持ちよく演奏出来ました。

毎度ながら、演奏していたので自分達の写真はございません。_o_

同じステージでのもう一つの出演団体「to R mansion」さんの写真を載せさせて頂きます。
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2004年に結成。「とあるマンション」と言う意味のパントマイムをベースにしたユニット。場所と世代、国境を超え楽しめるオリジナル作品を多数発表。神戸ビエンナーレ大道芸コンペテイショングランプリを受賞。以後各地の賞を総なめにした。ファンタジックでコミカルな持ち味が特徴。洒落た衣装も特徴です。
(ヨコハマ大道芸公式サイトより)

予め編集した音楽&SEに合わせてパントマイムを繰り広げるのですが、映画のワンシーンをつなぎ合わせたような構成で且つ所々でスローモーションにしたりと、大変バラエティに富んだ内容で楽しめました。


ヨコハマ大道芸は土日に渡って行われているイベントですが、私は初日が済んだら静岡県へトンボ帰りしました。

そう、例によってマラソンです。(殆どアホですね)^^;



翌6/18(日)、掛川新茶マラソンに出場してきました。

6年振り(当時は小笠掛川マラソン)ということもあって忘れていることも多いのですが、何よりも大きかったのは「こんなにも人が多かったのか?」という素朴な驚きでした。場所取りも、トイレも荷物預けも、以前はもっと楽に済んだように思ったのは気のせいでしょうか。

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さてコンディションですが、3/7の大阪42.195kmフルマラソンを完走した後に左膝の故障が再発し、非常に厳しい状態でした。 天気晴朗なれど、波高し。

練習時の感覚では 10 km 辺りから膝の違和感が出始め、それがやがて痛みに変わり、走れても 20km が限度だろうという状態でした。良い状態で走れないと判りつつも、行けるところまで行ってみたいという気持ちが強く、出ることにしました。

ペースを約5分半〜6分/km程度に抑え、20km辺りまではなんとかなりましたが、やがて左膝の痛みとそれを庇う右足への負担でペースダウンし、35kmで右股が痙攣を起こして走行不能に。あとはゴールまで歩きました。

今まで出場したフルマラソンの中でも最悪の結果でしたが、膝を何とかして来年も出たいという気持ちが一層強くなりました。

暫くの間は走らずにリハビリモードで過ごして、痛みが治まったら大腿四頭筋とハムストリングスを鍛えて、来年も出場したいです。


沿道で応援して下さった皆様、水やバナナを用意して下さった皆様、そして関係者の皆様、本当にありがとうございました。

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3/7 大阪42.195kmフルマラソン [Run Like Hell]

3/7(日)、大阪42.195kmフルマラソンに初出場してきました。実に6年振りのフルマラソンです。

その前日の3/6(土)ですが、私が参加している横浜・桜木町のサンバチーム、サウーヂの「ハイーニャ・ダ・バテリア」(打楽器隊の女王。ダンサーで最も名誉あるポジションで技量のみならず精神性も必要とされる)の選考会に出席&投票してきました。予選を通過してきた方々だけにそのダンスパフォーマンスは非常にハイレベルで投票する側も困るほどでしたが、結果、2年前のインド遠征(記事:http://orfeu.blog.so-net.ne.jp/2008-01-17 )の発起人でありダンサーのリーダーでもある c さんに決定しました。
当落に関わらず、みんなヂスフィーレ(パレード)の華として、今年の浅草サンバカーニバルをより一層盛り上げてくれることでしょう!

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それにしても、ダンサーさんというのは下手なランナーよりずっとストイックなトレーニングを日々積んでいるのです。或る意味アスリートと言えましょう。



そして私は選考会終了とともに新幹線で大阪へ。長居公園近くの安宿に泊まりました。 土曜はサンバ、日曜はマラソン、東へ西へ行き来する自分は一体... 殆どアホですね。


さて大阪42.195kmフルマラソンですが、この大会は一般的なマラソン大会とは異なり、競走ではなく、あくまで42.195kmの完走を目的としています。特徴を挙げますと、

・コースは長居運動公園内なので、公道を車両通行止めにする必要が無い。誘導員も数人程度。
・1周(約2.8km)する毎にランナー自身が予め配布された輪ゴム (x14) を1つずつ箱に投げ入れていく。輪ゴムが無くなったらもう1周してゴール。つまり完走は自己申告(!)。
・給水所はコース上にあり、ポカリスウェット、水、バナナ、レモン、チョコレートetc. 充実。
 トイレも数箇所あり。
・控え室は体育館ほどの広さで、荷物を置いておけるうえに貴重品は別途預かってくれる。
 シャワー室もあり(これが非常にありがたい)。
・企業は関わっていない。
・参加賞は毎回、実用性の高いものが配られる。(今回は長袖シャツでした。デザインもカッコよく、マラソン大会でよくあるダサダサなものではありません。)

... と、極力無駄を排除し、大事な点はしっかり押さえているという、実に大阪らしい合理性に満ちた大会です。

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これが配られた輪ゴムの束。実際走ると、なかなか減らないんですねぇ、これが。


開会前から小雨が降っておりましたが、長袖なら耐えられる気温でした。参加者は200人くらいでしょうか。みな慣れた様子で着替え、ストレッチ、ウォーミングアップを行っていました。
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スタート直後、普通の大会とはちょっと違うなと感じたことがあります。大概の場合、勢いに任せてガンガン飛ばしていく人が多いのですが、ここでは一部の2時間台を狙う方々を除いて殆どの人が5〜6分/km程度の手堅いペースで落ち着いた走りをしていました。確実に完走するという目標設定のもと、クールな走りを見せるランナー達。これもこの大会の特色でしょうか。

尚、公園内なので自転車のおばちゃんが平気でコースを横切っていきます。^^;

私はと言えば、昨夜泊まった部屋は大通りに面した側だったため夜通し車の騒音が響き、殆ど寝られませんでした。実質の睡眠時間は約2時間程度... 大丈夫か?とにかくやれるだけやってみよう。
序盤10km辺りまでは5分30秒以内にペースを保ち、そこそこ調子が良かったのですが、2度目の給水の直後に胸焼け(?)が起こり、次第にそれが吐き気となり、走る・走らないに関わらず「気持ちが悪くて我慢出来ない」状態でした。どうやら横隔膜が痙攣、圧迫されて呼吸が乱れまくり、言わばエンジントラブル状態に陥っていたようです。

30km過ぎでついに耐えかね、トイレに駆け込み嘔吐くこと2回、ゲップが出ただけですが呼吸が楽になり急激に回復しました。思い起こすと、嘗て参加したフルマラソンでも毎回しゃっくり(即ち横隔膜の痙攣)に悩まされ、回復の決めてはゲップでした。

しかしここまで気持ちの悪さのあまり補食はおろか、まともに給水すら出来ずに走ってきたので、ガス欠寸前で非常に危険な状態でした。かくなる上はと携帯していたゼリーを少し口に含み、ゆっくり流し込みましたが、これが災いしたのか吸収されず逆に再び胸焼け&吐き気に苦しむことに... 。TT
残り2周辺りでは完全にガス欠、頭もクラクラし始め、ペースももはや走っているとは言えないところまで落ちましたが、なんとか完走できました。タイムは4時間を過ぎていたようですが、後で貰った完走証には3時間50分05秒とありました。?_? まあ今回は本番に向けての試走ということで、まずは完走出来て何よりです。


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走り終えて、一息ついてシャワーを浴び、長居競技場を後に帰路につく頃..... まだ大会は続いていました。

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制限時間は6時間なので、まだぽつぽつとゴールインするランナーの姿も。


しかしその後もまったく気持ち悪さが収まらず、せっかくの大阪なのに全くおいしいものも食べず、帰りの新幹線では水をちびちびと飲んでおりました。(もったいない... )
今にして思うと隣の席の人が何か食べる匂いがしてだけでも気持ちが悪くなっていたので、もしかすると走ったこととは別の問題(睡眠不足、風邪、食中毒?)があったのかも知れません。

帰宅後はかろうじてお粥を流し込み、ぬるめの風呂で半身浴でほぐしてから就寝したところ、翌日は疲れも残らず大腿筋と膝の痛み程度で、後はほぼ普段並みに回復しておりました。


ともあれ、6年前並みの体力は取り戻せていたようで、4月の掛川・新茶マラソンは4時間以内に完走できそうな手応えが得られました。
それにしても、補食、横隔膜とむかつき....  今後どう対策したものか。難しい課題です。


雨の中、ランナーそして大会関係者の方々とボランティアの皆様、本当にお疲れさまでした!
ありがとうございました。来年も出場したいです。

大阪42.195kmフルマラソン
http://www.osaka-sports.net/furen/furu/furu.htm



ところで「サンバとマラソンって全く関係が無いのでは?」と思われたかも知れませんが、
私にとっては多いに関係有り、です。その辺はまた改めて...


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2/28 第6回浜松シティマラソン [Run Like Hell]

もう何年振りになるか思い出せないのですが、マラソン復帰の小手調べとして第6回浜松シティマラソンへ出場してきました。
嘗てはハーフだったのが、いつの頃からか10マイル(約16km)になり、よりユルい、もといハードルの低い大会になり初心者でも参加し易くなっております。

夕べから結構な雨が降っており、ちょっと心配になりましたが(当然ながら雨天決行)、会場は人で溢れかえっており、やる気まんまんの人はアップのため雨の中をガンガン走っていました。^^;
でも普通の人はさすがにそこまではしません。で、どうするかというと、屋根のある狭い通路をひたすら行ったり来たり、徘徊するのです。

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こんな感じで混雑している中をわさわさと動き回る人々は異様ではありますが、気持ちは判らんでもありません。準備運動して或る程度走って身体を暖めておかないと本来のパフォーマンスが出ないのですから。
私はというと「出走までに雨が上がればめっけもん」くらいに割り切って、雨に濡れないところで簡単なストレッチをする程度にしました。

幸い出走する頃には小降りになり、途中で陽が差すほどになり、快適に走れました。
ほんの少し前に雨の中を走っていた方々はちょっと気の毒でしたが...

個人的な照準は4月の掛川・新茶マラソンですので、10マイルをシャカリキに走る気は無く、あくまで「大会慣れ」と「5分/kmペースの維持を意識する」のが目的でした。
流れに飲まれてダラダラになったり、逆に飛ばし過ぎたりということにならないように気をつけたいところですが、そんな時に頼りになるのが「背中で語る百戦錬磨の猛者」の後ろ姿です。フォームとペースが安定している人はすぐにオーラで判るので、その後方5m以内についていくのです。「アニキ、ついて行きますぜ!」てな感じで。(笑)

今回目星を付けた方は非常に安定感抜群で、飛ばすでも落とすでもなく淡々と5分±5秒/kmの精度で走って下さったので、着いて行くだけで非常に楽でした。

ただ、13km 辺りで「このままでは通勤Runと変わらへんなぁ。出だしで集団のダラダラで数分ロスってるし、ぼちぼち行こか?」とギアを4分30秒/kmに切り替え、アニキを追い越してすたこらとゴールへ。

「今回はあくまで練習、タイムを気にしない」と思いつつも、ついつい欲が出てしまいましたが、後でふと思いました。先ほどのアニキも含め、自分なんかより全然走れそうな人達がかなりゆっくり走っているのは、やはりフルを意識した「飛ばさずキープするトレーニング」の為ではないか? と。

目的を忘れ、ついついゴール手前ですっ飛ばした自分はまだまだ青いです...



さて帰りです。
行きはバスで帰りは走る(!)つもりでしたが、大会のパンフやTシャツが入った袋が大きくてデイパックに収まらなかったので、仕方なく手に提げて歩いて帰りました。

iPod でショーロを聴きながら歩きました。ショーロとはサンバのルーツの一つで、こんな音楽です。休日の音楽って感じですね。






5km程度の散歩。春を予感させる暖かさでした。

  住み慣れたこの街にもまだ見ぬ坂もある (四人囃子「気まぐれのめかくし」より)


そんな歌詞を思い出したりしながら歩いていると、入ったことの無い手打ち蕎麦屋さんの前へさしかかり、ふらりと。そこでとろろ蕎麦を頂きました。

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ちょっと贅沢な日曜日でした。


出場された方、そして大会関係者の方々、お疲れさまでした!また来年。
浜松シティマラソン公式web
http://hamamatsu-city-marathon.com/index.php

蛇足:
来週は現在の力を客観的に評価するため、初めて「大阪42.195マラソン」へ参ります。
長居競技場の周りを延々15周する(!)という内容ですので飽きるかも知れませんが、
当日も参加可能だそうですので、よろしければ。
http://www.osaka-sports.net/furen/furu/furu.htm

タグ:マラソン
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アンヴィル! 〜夢を諦めきれない男たち〜 [Movie]



公式ホームページ   http://www.uplink.co.jp/anvil/

カナダのヘヴィメタバンド、”アンヴィル” のドキュメンタリー映画を観てきました。

1973年、カナダにてスティーヴ・“リップス”・クドローとロブ・ライナーによって結成。結成当時は「リップス」という名前でスタートし、1977年にデイヴ・アリソンとイアン・ディクソンがメンバーとして参加、特有のドライヴ感あふれるスピード・メタル・サウンドを作り出した。
1980年に自主制作のインディーアルバム『Lips-Hard and Heavy』をリリース。その直後、彼らはアティック・レコードと契約を結び、この時にバンド名をアンヴィルに変更。昔からミュージシャンやファンらからは「パワーメタルの父」、「スラッシュ・メタルのゴッドファーザー」などと認知されており、彼らに影響を受けた多くのバンドが栄光を手にしている。(映画公式webより抜粋)


その後、鳴かず飛ばずで30数年、未だにロックスターへの夢を諦められず、給食配達や建築現場で働きつつ音楽活動を続ける50代のオッサン、リップスとロブ。ヨーロッパ・ツアーのオファーに飛びついたものの、宣伝不足で集客は厳しく、マネージメントも最悪で儲けはゼロ、疲労と失意と共に帰宅する。こんどは旧友の名プロデューサー、クリス・タンガリーティズ(ブラックサバス、ジューダス・プリースト、マウンテンetc. を手がける)の協力のもと、渾身のニューアルバムを作り上げるがメジャーのレコード会社は「今の時代に合わない」と、まるで相手にしてくれない。
そんな彼らに、日本のロックイベントへの出演依頼が舞い込む。20数年振りの日本、果たして観客は彼らをどう迎えるか。喜びと不安が入り交じりつつ、日本へと旅経つ...   (あとは映画をご覧になって下さい。)


諍いのシーン等、多少の演出もあるとは思いますが、彼らが長年の不遇にもめげずにロックバンドを続けているということは紛れも無い事実であり、観る者の涙を誘います。この映画、音楽に興味が有る無しに関わらず、はっきり言ってオススメです。


成功するかしないかじゃなく、

「目標へ向かう為に一瞬一瞬をどう過ごしたか。」

仕事だろうがスポーツだろうが演劇だろうがヘヴィメタだろうが、大事なことはそれに尽きます。


また、この映画は非常に重要なことを描いています。ロックミュージシャンというのは音楽以外はまるでバカ、素行も悪く、不健康... という固定観念があるかも知れませんが、彼らの日常は、

 ・普段はちゃんと働いている

 ・家族を大切にする

 ・酒、ドラッグに溺れない

と、実は非常に真面目で誠実な人達だったということです。
むしろ、そういう人達だからこそ続けて来られたのでしょう。

何よりも、時々見せる無邪気な笑顔。永遠の少年とでも言いましょうか。

そして、日本公演後に渋谷を散歩する姿と、そこに流れるリップスの言葉...   素敵です。


整理が出来ず散漫になってしまい済みません。とにかく、映画をご覧下さい!

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1/17 Carnaval da Sala (ラゾーナ川崎) [Samba演奏]

このところ、更新はおろか巡回すら出来ず済みません。2週続けて土日がサンバ尽くしだったので、洗濯もお弁当の仕込みも出来ず平日の生活がぐしゃぐしゃになっております。^^;

Clube da Carne (クルビ・ダ・カルネ)、Banda Verde(バンダ・ベルヂ)と2つのサンババンドで Cavaco(カヴァコ)を弾いておりまして、下記イベントに出演させて頂きました。

1/16(土) 東名で横浜へ移動、打ち合わせ
1/17(日) Saude(サウーヂ) のイベント”Carnaval da Sala”(ラゾーナ川崎) に Clube da Carne、Banda Verde で出演
1/23(土) Cruzeiro(クルゼイロ)の新年会(赤坂B♭)に Banda Verde で出演
1/24(日) Liberdade(リベルダージ)の New Year Party(成増アクトホール)に Banda Verde で出演


私が参加している横浜のサンバチーム Saude のイベント "Carnaval da Sala" には毎回、浜松のバンド「Clube da Carne」で出させて頂いております。1/17 はドラマーが欠席でしたが、浜松の K-sayさんに加えて横浜の「みのまりさん」ご夫妻にご参加頂き、またボーカルも久しぶりに Monboo & Fuki が揃い、Clara Nunes、Martinho da Vila、Jorge Aragão の曲をやりました。

曲目:
Contos de Areia
Deixa Clarear
Tom Maior
Coisinha do pai 〜 Vou festeja (メドレー)

IMG_0161_01.jpg
撮影:Yさん

イベントとしてはチーム内外のダンサーやバンドの出し物もあり、また嘗てないほど沢山のお客様にお越し頂き大変盛り上がりました。浅草サンバカーニバルへ向けて一層結束も固まったと感じました。
ご来場のお客様、関係者の皆様、本当にありがとうございました。
今年もこの勢いで突っ走りましょう!

Banda Verde のことも書きたいのですが、またの機会に。


当日の音源も映像も無いので、とりあえず 1曲目の Contos de Areia を。亡きクララ・ヌネスの名曲です。


あと、私達が目標とするリオのエスコーラ、Mangueira の今年の エンヘードを載せておきます。早く覚えなきゃ!

タグ:サンバ
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