スカイ・クロラ [Movie]
8月下旬にバルト新宿で観ました。
まだ上映中でネタバレになるので多くは書きませんが、良くない評判を先に聞いていたせいか、過剰な期待をしなかったおかげで結構楽しめました。
方々で「説明不足」、「さっぱり判らない」と言われていますが、後でつながる情報は劇中に鏤められており(マッチの燃えかす etc.)、ちゃんと説明はされていたと思います。もっとも、キルドレへの感情移入は全く出来ず、淡々と眺めていたのは確かですが。
ブレード・ランナーのレプリカントは4年の寿命でしたが、キルドレは「永遠の命」という、全く逆の切り口で命と苦悩を描いています。
いずれにしても押井ワールドについての予備知識や心構えが要るのは確かで、観る人を選ぶ映画かも知れません。
ともあれ、飛行シーン、空中戦は圧巻です。登場する戦闘機「散香マークB」のデザインは、実戦に間に合わなかった旧日本軍の戦闘機「震電」を彷彿させます。
スカイ・クロラのストーリーとは関係無いですが、ふと、まだ小学生だった'70年代末期、神田・神保町で立ち読みした松本零士の「衝撃降下90度」を思い出しました。
「震電」を飛ばしてみるというのは、飛行機好きに共通する幻想なのでしょうか...
まだ上映中でネタバレになるので多くは書きませんが、良くない評判を先に聞いていたせいか、過剰な期待をしなかったおかげで結構楽しめました。
方々で「説明不足」、「さっぱり判らない」と言われていますが、後でつながる情報は劇中に鏤められており(マッチの燃えかす etc.)、ちゃんと説明はされていたと思います。もっとも、キルドレへの感情移入は全く出来ず、淡々と眺めていたのは確かですが。
ブレード・ランナーのレプリカントは4年の寿命でしたが、キルドレは「永遠の命」という、全く逆の切り口で命と苦悩を描いています。
いずれにしても押井ワールドについての予備知識や心構えが要るのは確かで、観る人を選ぶ映画かも知れません。
ともあれ、飛行シーン、空中戦は圧巻です。登場する戦闘機「散香マークB」のデザインは、実戦に間に合わなかった旧日本軍の戦闘機「震電」を彷彿させます。
スカイ・クロラのストーリーとは関係無いですが、ふと、まだ小学生だった'70年代末期、神田・神保町で立ち読みした松本零士の「衝撃降下90度」を思い出しました。
「震電」を飛ばしてみるというのは、飛行機好きに共通する幻想なのでしょうか...
スカイ・クロラ-The Sky Crawlers-絵コンテ―ANIMESTYLE ARCHIVE
- 作者: 押井 守
- 出版社/メーカー: 飛鳥新社
- 発売日: 2008/08/22
- メディア: 単行本
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