オタマトーン(明和電機製) [Instruments]
今年最後の衝動買い、オタマトーンです。
一言で言うとシンセサイザーですね。
ネックにはリボンコントローラー(感圧センサー)が埋め込まれており、触ると位置に応じたピッチで発音します。昔、Emerson Lake & Palmer (EL&P) のキース・エマーソンがステージで使っていましたが、ほぼあれの縮小版ですね。
特筆すべき点は、音量や音の明るさは電気的に調整するのではなくスピーカーを内蔵した頭部(?)を左右から押して口の開き加減で調節するという、言わば物理的フィルターを備えていることです。
明和電機代表取締役が自らデモっています。
で、先にも書きましたがこのルーツとでも言うべきものは、これですね(MOOG製リボンコントローラー)。「展覧会の絵」の途中でキース・エマーソンが振り回して大暴れしています。'92の来日公演では、一瞬ですが先から炎が出ていました。
鍵盤やギターのフレットのような明確な音高指定手段ではないので音階をきれいに奏でるのはかなり難しいのですが、その辺も含め、先ずは楽しんじゃいましょう。テルミンほど難しくはないですよ。
SUZUKI QC-1 (Q CHORD) [Instruments]
Hammond Organやメロディオンで知られる鈴木楽器よりオムニコードという電子オートハープ(?)的なものが発売されていました。写真はオムニコードの後継機 MODEL QC-1 です。自動伴奏楽器は日本では子供のおもちゃ的な扱いで今一つ正当な評価が得られていないようですが、海外ではこういうものは結構もてはやされているようです。これも文化的な背景の違いでしょうか。
現在日本国内では販売されていませんが、たまたま近所の楽器屋さんにデッドストックが入荷されたので衝動買いしてしまいました。。。
左手でコードを指定するのは自動伴奏キーボードに近い感覚ですが、大きく違うのは右手でメロディを弾く訳ではなく(但し伴奏無しならコード指定ボタンを鍵盤のようにも使える)、ストラムプレートを指で撫でる or 叩くことで、コードに合ったスケールで発音させられるところです。
まだ買ったばかりなので暫く弾き方を模索している最中です。
YouTube には結構アップされていますね。
オムニコードの演奏例(これは素朴な使い方)
解説してくれています。
こういう弾き方も。
アナログ・シンセサイザー SX-150(別冊大人の科学マガジン シンセサイザークロニクル付録) [Instruments]
発売翌日に入手、組み立てて遊んだものの暫く放置してあったものについて、少し。
パラメーターは割り切ってあり、5つのノブ(LFO RATE、PITCH ENV、CUTOFF、ATTACK、DECAY)と2つのスイッチ(LFO WAVE : Triangle/Square、RESONANCE : OFF/ON)のみです。
鍵盤ではなくカーボンパネルに電極棒を当ててトリガー、左右の位置でピッチをコントロールするので、あたかもリボンコントローラーのような感じで意図通りの音程で演奏するのは難しいです。もっとも、テルミンほどではありませんが。
腕に覚えのある方ほどパラメーターの少なさにがっかりされるかも知れませんが、ここは是非、出力端子を外部アンプに接続して鳴らしてみて下さい。以外と図太い音がしてびっくりしますよ。CUTOFF や LFO RATE も変えながら鳴らすと更に良いです。但し音量にはくれぐれもご注意下さい。
いろいろ制約があるものの、純アナログシンセサイザーが¥3,360で手に入るとは、企画された方々には頭が下がります。
それにしても、SX-150 という型番が気になります。嘗ての TEISCO(テスコ) のシンセに SX-210、240 というのがありましたが、メーカーが現存しないので問題無しということなのかも知れません。
別冊大人の科学マガジン シンセサイザークロニクル
http://otonanokagaku.net/magazine/sx150/index.html
プロジェクトの経緯も載っています。
http://otonanokagaku.net/feature/vol15/index.html
(補足)
これから購入、組み立てをされる際には、ねじを締める際に力を入れ過ぎないようにご注意下さい。剛性が無いのか、ねじの頭が簡単にポッキリと折れてしまいました。一つ折ってからは気をつけて締めたのでなんとかなりました。
BOSS MICRO BR [Instruments]
病院へ行くため会社を休みました。
診察を終えて、自転車で駅前へ出たついでにふらっと楽器屋へ。
ふと見ると、BOSS のデジタルレコーダー MICRO BR が!
雑誌や web で見て気になっていたのですが、どうやら今日入荷したばかりの様子。
価格も衝動買いの範囲なので、あっさり買ってしまいました。
iPod より一回り大きい程度です。もう殆どチューナーですね。
この中にDAW機能が収まってしまうとは、
恐ろしい時代になってしまいました。
取説も殆ど読まずに使えてしまいます。
リズムパターンはプリセットのみで、ユーザ−が作ることは出来ませんが、
製品の性格上、バッサリ割り切ったのは正解でしょう。
http://www.roland.co.jp/BOSS/index.html
まだ、軽く cavaco を録音してみた程度なので
詳細なレポートも出来ませんが、また別の機会に。