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12/21 ボランティアイベントでの演奏 (浜松総合産業展示館) [Samba演奏]

昨年同様、ボランティアイベントに出演しました。(昨年の記事:http://orfeu.blog.so-net.ne.jp/2007-12-24

例によって私は Cavaco を演奏していたので自分達の写真はございませんが、会場の雰囲気だけでも。
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昨年と比べ、イベントの規模も集客も縮小傾向でした。ニュース等で派遣労働者や外国人労働者の解雇の問題が報じられておりますが、身近なところにもそれが押し寄せて来ていることを改めて感じました。

ですが、そういう時こそ出演する我々は明るく振る舞わなくてはなりません。この日は豊橋のチームからの助っ人と、そして東京のエスコーラリベルダージのポルタバンデイラのヨリさん、ミキさん、メストリサラのタクマさんが一緒に出演して下さいました。おかげさまで、楽しくパフォーマンスが出来ました。
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この後、レストラン・サンパウロで打ち上げ、シュハスコを食べたり軽くパゴーヂをしたりと楽しい時間が過ごせました。
遠いところを、本当にありがとうございました!来年はリベルダージの新年会にサウーヂのバンドでお邪魔しますので、よろしくお願いします。


'08浅草サンバカーニバルでのリベルダージの映像です。

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社内イベントでの演奏 [Samba演奏]

普段は横浜のサウーヂ、浜松のエスコーラ・ジ・サンバ・ハママツ、サンバ・エストレーラ、Clube da Carne等で活動していますが、勤め先の社員とその家族で不定期で Paulista というサンババンドもやっています(一体、いくつのバンドに関わっているのか...)。
年に一度の社内イベント向けに集まるので、活動実態は「今年は出ましょう」と声をかけて2,3ヶ月前からぼちぼち練習して本番を迎えるという、ゆるゆる状態です。

今年は11月16日に会社のイベントで演奏しました。ほぼブロッコ・サンベアバ('90年代に浜松で結成)のメンバーなので皆サンバに親しんでおりましたが、この編成では何年振りか思い出せないくらいブランクも長く且つ練習は仕事の都合で全員揃うことが無かったので不安もありました。ともあれ、大きなトラブルも無くなんとかこなすことが出来ました。

ブラジルのノリがなかなか出せず、今後の課題です。




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エスコーラ・ジ・サンバ・ハママツ 081025 Toyota Stadium 動画 [Samba演奏]

エスコーラの記録、反省材料としてビデオを撮っておく必要があると以前から感じておりましたので、最近個人的に初めてビデオカメラと三脚を買い、先日の営業を撮りました。

午後の部のみ YouTube にアップしておきましたので、
イメージ通りのパフォーマンスが出来ているかチェックして下さい。> メンバーの皆さん

私自身の反省としては、うつむき気味で、且つ Cavaco を弾く左手指先が痛くて(練習不足)、ミュートが甘いです。TT











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10/25 TOYOTA Stadium [Samba演奏]

たまには「エスコーラ・ジ・サンバ・ハママツ」の出演したイベントについて記します。今回は愛知県へ遠征です。

10/25(土)J1第30節 名古屋グランパス VS ジュビロ磐田 のイベントの一環の「日伯交流100周年企画」にお招き頂き、豊田スタジアム場外の広場でパフォーマンスをしました。

基本的に試合前のイベントなので、ゲートに向かうお客さんに入場前に立ち止まって頂くという感じでした。場外はちょっとした公園にもなっており、これから観戦するであろう家族連れやサッカー少年達(勿論、しっかりユニフォームを着ている)がボールを蹴ったりしていて和やかな場所です。
持ち込みPAのセットアップをして、チェックで Cavaco(カヴァッコ、カヴァキーニョ) を鳴らしていると、そのサッカー少年達(人なつっこい!^^)がわらわらと集まって来たので、軽く弾いて聴かせたり弾かせてあげたりしました。

 私 「ウクレレじゃないよ。ブラジルの弦楽器でね、カヴァキーニョって言うの」

 少年「かゔぁきーにょ・・・???」

小学生なので普段ギターすら近くで聴いたり触ったりすることも無いらしく、ちょっとカッティングを聴かせてあげるだけで素朴に喜んでくれるのが新鮮で楽しかったです。こういう少年期の原体験って大事かも、と思い、ピックで弾かせてあげたり(チューニングがオープン G なのでネックを押さえなくてもとりあえず和音が鳴る)、調子に乗って Caixa も叩かせてあげました。サンバに限らずこれからいろんな音楽に興味を持って、そしていろんな人達と仲良くなってくれたら良いなぁ。子供達の表情を見ながら思いました。


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パフォーマンスは約30分、午前と午後計2回行いました。ポルタバンデイラ&メストリサラ、ダンサー8名、バテリア12名、インテールプレチ(歌い手)と cavaco の総勢20名以上で臨みました。
スローでパレード風に入場、Mocidade '89、Salgueiro '93、ダンサー紹介のスロー・アップを挟み、Portela '08、Aquarela Brasileira と王道のエンヘードで通しました。一時、ダンサーが集まったお客さんに取り囲まれることもあったようですが、大きなトラブルも無く終了して何よりでした。ただ、歌い手さん(イヴァンとFuki)にPAの音が聴こえにくかったらしくキーがとりづらそうでしたので、今後の課題です。


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さて試合観戦ですが、主催者側がチケットを用意して下さいました。実はサッカーを生で観戦するのは今回が初めてで、日本の2大守護神である楢崎正剛と川口能活を同時に目の当たりにするだけでも、私には結構贅沢なことでした。選手同士のぶつかり合いもさることながら、両チームのサポーターのパワーに圧倒されました。応援が勝敗に少なからず影響するというのも判ります。結果は 0 - 0 引き分けでしたが、スタジアムの雰囲気、熱気を体感出来て満足しました。


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10/12「もおか木綿ふれあい祭り」サンバパレード [Samba演奏]

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10/12(日)エスコーラ・ヂ・サンバ・サウーヂは「もおか木綿ふれあい祭り」でパレードをさせて頂きました。
私は浜松では Cavaco ばかり弾いていますが、サウーヂでは Caixa を叩いています。浅草サンバカーニバル以来約1ヶ月半振りですが、穏やかな天候のもと、楽しく叩けました。

何故、栃木県真岡市で横浜のチームがサンバパレードを?と不思議に思われるかも知れません。
真岡市の人口の約2.5%はブラジル人で、且つ今年はご存知の通り日本ブラジル交流100周年ということもあって、イベント開催にあたり出演チームをwebで探されたそうです。そしてサウーヂにお声をかけて頂き、このイベントの歌を提供するとともにパレードをすることになりました。

現地の方々もパレードにご参加頂き、一緒に歌ったり、中には涙を流して下さる方もいらっしゃいました。何よりも何ヶ月も前から準備して下さった実行委員会の方々の熱意にうたれ、それに応えるべく我々も全力でパフォーマンスしました。

時々思うのですが、あくまでアマチュアがやっているサンバチームとはいえ、こういう「気持ちの込められたイベント」では「果たすべき何か」を感じる場面があり、単なる趣味で演奏するのとは違う意識が伴って特別な緊張感と充実感があります。うまく言えませんが、ただの道楽ではない、文化的に何かを担っているという感覚があり、全力でやり遂げたいという熱意に繋がるのかも知れません。


私は4年間宇都宮大学に在学しておりましたが、真岡市は一度も訪れずじまいだったので今回が初めてでした。貸し切りバスが定員オーバーなのでメンバーの車に乗り合わせて移動したのですが、遅刻したバイアーナの方を待ったり、渋滞で本番ギリギリに滑り込んだりと非常にスリリングな場面もありました。
長い運転、ごくろう様でした!>ヒロ君をはじめ、運転された方々

毎度ながら演奏していたので写真はございません。_o_
下記は実行委員長の山口さんのインタビューへのリンクです。
http://www.mo-navi.jp/2008/09/post_225.html



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9/14  はままつブラジルデー [Samba演奏]

9/14(日)エスコーラ・ジ・サンバ・ハママツは「はままつブラジルデー」のステージ演奏&パレードに出演しました。
リベルダージ、バルバロス、アハスタォン、ミルキーズ、アカデミコス・ジ・シズオカ、無所属の方々、そして我がサウーヂから有志でダンサー&バテリアが集まり、凄く楽しくやれました。終わった後はシュハスカリア「サンパウロ」で打ち上げ、パゴーヂでした。

それにしても、浅草サンバカーニバルの常連さんとブラジル人と地方ブロコの混成チームというのは、5月の静岡サンバカーニバルと9月の浜松でしか有り得ない組み合わせだと思います。ともあれいろんな条件が重なるおかげで、私達は贅沢な編成で楽しませて頂いています。

遠路はるばる駆けつけて下さった皆様、本当にありがとうございました。

またよろしく!



私は久しぶりに長時間、終始 cavaco(カヴァキーニョ)を弾き続けたので現在指先はガチガチです。^^;

毎度ながら、出演していたので演奏&パレードの写真はございません。下記は浜松駅北口のステージです(カポエラのパフォーマンス)。
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遅まきながら、イベントのポスターです。
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'08 浅草サンバカーニバル [Samba演奏]

今年も浅草サンバカーニバルに Saude のバテリアとして出場してきました。
下記は前日8/29 と当日8/30 のアレゴリア作業の一コマです。今年は横浜ボートシアター(ダルマ船を改造した劇場)を作業場としてお借りして、アレゴリア制作組は酷暑にもめげずに作業を続けて数々の力作を作り上げ、この日を迎えました。
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私は Caixa を演奏していたので出走時の写真はございませんが、前代未聞の凄まじいヂスフィーレ(パレード)でした。
スタートと同時に滝のような豪雨に見舞われ、皆は一瞬でびしょ濡れ、PAは使用不能に陥り歌もカヴァッコもヴィオロンも聴こえなくなりました。

そのとき、皆は生声でエンヘードを歌い続けたのです。バテリアの大音量の中、確かに響いた大合唱。今年のエンヘードのコンポジトール(作曲者)である「めぐめぐさん」が、Caixaを叩きながら感涙に咽ぶ一場面もありました。
マイクを捨てて声の限り歌い続けるプシャドール(歌い手)、ケーブルを抜いてそれに続くカヴァキスタ、一糸乱れぬ指揮を続けるヂレトール(指揮者)、そして美しいダンスでバテリアを鼓舞し続けるハイーニャ・ダ・バテリア、こんな豪雨の中でもヂスフィーレを続け、尚も輝き続ける Saude の面々、なんてイカした奴ら!
本当に一生に一度の経験でした。

PAがダウンしたせいもあって順位は 6位に下がりましたが、順位では測れない、素晴らしい時間を過ごせました。
来年もよろしく!課題を克服して更に前進しましょう。

なにはともあれ、横浜・桜木町で打ち上げ。写真は左から、ウッチー(Saude の音楽的支柱)、ブラジルからのお客様ジャイルさん(サンバ研究家)、Kazu(Saude のプレジデンチ)らによるパゴーヂで、皆はごきげんでした。
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蛇足:
浅草・仲見世の裏通りにあるフジキッチンのビーフシチュー(2,500円也!)です。
昨年のカーニバル前日、アレゴリア作業で浅草入りした際にここで昼食をとり、ハマりました。
こんな柔らかい肉、他では食べたことがありません。
今年もおいしく頂きました。年に一度の贅沢。

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フジキッチン
http://asakusa-ryoin.jp/fujikitchen/

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5/11 アカデミコス・ジ・シズオカ打ち上げ [Samba演奏]

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5/11(日)はアカデミコス・ジ・シズオカの打ち上げ(清水・Parana)にお邪魔しました。今年のリオのカーニバルのDVDをプロジェクタで映して鑑賞しつつ、あれやこれやと話すうちに皆うずうずしてきたらしく、やがてバッカーダになだれ込みました。複雑なキメの数々、いつか覚えたいなと思いながら、私はパンデイロを叩いておりました。更に今年のパレード曲の「風になりたい」も聴かせて頂きました。

この日はうちの歌い手である Monboo も Fuki も欠席でしたので、歌ものはあまり出来ず、いつもの Vou Festejar と Aquarela Brasileira 辺りをやり、私は Cavaco を弾かせて頂きました。ネタに尽きて、うろ憶えの E Hoje (1月にインドで演奏)もやらせて頂きました。

今年のアカデミコス・ジ・シズオカは更に結束が強まり、シズオカ・サンバ・カーニバルも成功して、皆さん感無量だったそうです。今後は浜松の営業等にも都合の合う限りご参加頂けそうで(!)、今後の予定をお知らせする約束をして引き上げました。

ありがとうございました。またよろしく!


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5/3 浜松まつり、5/4シズオカサンバカーニバル、5/5 トレッサ横浜 [Samba演奏]

5/3 浜松まつり
エスコーラ・ジ・サンバ・ハママツとしては初出演でした。
昨年はこの日はシズオカサンバカーニバルのパレード前日のプレイベントとして街角でステージ演奏していましたが、今年はブラジル移民100周年のおかげで(?)浜松まつりから声がかかったようです。

この日は朝のうちに雨も上がり、適度な薄曇りでコンディションは上々。
私が参加している横浜のサンバチーム、サウーヂから有志ダンサー&バテリアが駆けつけて参加してくれたので非常に心強く、約30分程度のパレードも楽しくこなせました。
ただ、直前まで歌い手さんが未定で曲の key が決まらなかったので私は cavaco をあまり練習できず、うろ覚えのままパレードを迎えましたが、比較的判りやすい曲(Portela 2008)でしたのでなんとかなりました。
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はまホール前で待機するメンバー。

打ち上げは駅前のセルビトゥ。ポルタバンデイラの Y さんに催促され、結局パゴーヂを始めました。出入り禁止にならないか心配しつつも、年に2回程度なら大丈夫だろうと自分に言い聞かせて Cavaco を掻き鳴らしました。他のブラジル人、ペルー人のお客さんでいたく気に入ってくれた方もいて、一緒に歌ったうえにビールを奢ってくれたりと、これぞ音楽(酒)による真の国際交流! ^^;

5/4シズオカサンバカーニバル
もう出場が何回目か覚えていないほどですが、毎回新鮮な気持ちになれます。
前日からのサウーヂのメンバーに加え、リベルダージ、アハスタォン、クルゼイロ、バルバロスから有志ダンサー&バテリアが参加して下さったので、非常に豪華な編成になりました。

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静岡東映前でスタンバイ中。

1本目は1時間、2本目は30分という、合わせると浅草の倍に等しい時間をパレードし続けるので、ダンサーさんもバテリアも歌い手さんも弦楽器奏者も結構大変です。しかし沿道には絶えずお客さんが居て、しかもかなり近いので笑顔や話し声も判るので浅草のような採点されているという緊張感は無く気持ちに余裕が持てました。しかし... やっぱ疲れました。

美肌湯で汗を流した後、アカデミコス、アレグリアの皆さんと宴会場で打ち上げ。車のこともあってこの日も烏龍茶でしたが、例によって私は Cavaco を持ち込んでいたのでパゴーヂマシンと化し、アレグリアの方やうちの歌い手 F に歌って貰いました。


5/5 トレッサ横浜 #こちらは写真はございません。_o_
Saude の営業に参加するため、朝から新幹線で新横浜へ行き、バスでトレッサ横浜へ。午後に2回、センターガーデンでパフォーマンスをしました。メンバー以外に外部のブラジル人プロダンサー4名も参加し、大いに盛り上がりました。前々日、前日は Cavaco を弾きましたが、この日は Caixa を叩きました。

新横浜駅付近の居酒屋で打ち上げ、久しぶりに皆さんとビールを酌み交わしました。
メンバー的には3日間一緒だった人達も居て、まさにサンバ漬けの GW でした。


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インド・ブッダガヤの小学校でサンバ [Samba演奏]

#一部写真追加しました。(1/27)

経済発展が著しいと報じられるインドですが、貧富の差は益々激しくなる一方です。社会保障制度や義務教育が行き届いた先進国では最低限の生活が保証され且つそれなりの努力をすれば希望する職種につける可能性がありますが、インドでは依然としてカースト制度は続いており、貧困層は適切な医療も受けられず勉強したくても学校に通えないばかりかその日の暮らしすらままならず、職業選択の可能性がゼロに等しいのが実情です。

そんな中で、貧しい子供達が無料で勉強出来る学校を作った青年達がいます。
下記リンクをご覧下さい。(インド旅行記)
http://sinsei777.blog34.fc2.com/blog-entry-380.html
 
そして私達ですが、1/15(火)インド・ブッダガヤの「ミネハハ ヘルピング フリー エデュケーション センター」(インド旅行記に記載の無料小学校)の開校一周年記念式典にて、横浜のサンバチーム Saude (サウーヂ http://gressaude.com/rj/) の有志メンバーと一緒にサンバのパフォーマンスを行いました。

そもそもの始まりは、昨年5月に Saude のダンサーの c さんが単身でインド旅行中にこの学校の創設者のディップさんと知り合い、学校を訪問して子供達と交流をもったことでした。ディップさんは昨年7 月にも横浜でのSaude全体練習を訪れ、参加を呼びかけました。
そして集まったダンサーさんが5名(アミーゴス・カリエンテスから1名、ルアウx3 から1名、Saude から3名)、ダンサーさんのお連れさんがサポートとして 1名、バテリアが私を含めSaudeから 4 名で、計10名のグループが出来ました。
子供達に振ってもらうガンザ(いわゆるシェーカー)を用意することになり、ゆうこりんさんが富士フィルムにかけあってフィルムケースを200個無料提供して頂くことになったので、これにビーズ等を入れてガンザを作り、持って行くことにしました。限られた時間の中で数回の打ち合わせ・練習を行い、なんとか子供達に楽しんで貰えそうな構成になり、出発日を迎えました。

(全部書ききれませんので端折ります _o_) 
1/12 成田発 11:00(JL-471)/17:30着 デリー泊 
1/13 デリー発 (IC-806)10:05/11:20 バラナシ着、泊
 
夜明けのガンガー(ガンジス川)

 
1/14 バラナシ発(朝日見学後、朝食)車で移動 道中昼食 ブッダガヤ着、泊 (TAJ DARBAR)

長い道中でしたが、最後は畦道を歩き、やっと学校に辿り着きました。学校の職員も子供達も、皆誠実で礼儀正しく笑顔が素敵な人達でした。子供達の目、笑顔は輝いていました。
仮設の舞台、PAが組まれ、暗くなるまで打ち合わせを行いました。

写真提供:れれさん

1/15 9:00〜15:00 パーティー@学校&観光

学校に向かう途中、村の方々が歓迎のパレードをしてくれました。なんと、4名の管楽器隊と6名のバテリア(打楽器隊)がいて、マルシャ、フォホーっぽい楽器編成で驚きました。彼らの楽器も私達の楽器も、源流を辿ると同じところに行き着く筈で、まるで生き別れの兄弟に再会したような気持ちになりました。何よりも、トルコを源流とする打楽器『ザブンバ』が要になっており、粗野ながらもパワフル且つ独特のグルーブ感を出していました。打楽器隊、村の方々、子供達と一緒に学校まで歩き、まるでブラジルのフェスタ・デ・インテリオール(田舎の祭り)そのものでした。

 
子供達の歓迎のダンス、ディップさん、ミネハハさんのご挨拶、タブラ演奏&ダンス等、プログラムが進みました。

さて、私達の出番です。
ゆうこりんさんによるガンザレッスン、楽器紹介、簡単なステップレッスン、サンバ演奏&ダンス(曲:Argumento, Exaltacao a Mangueira, E Hoje, 2007Saude)etc. 約40分のパフォーマンスを行いました。





写真提供: c さん

全プログラムが終わった後、舞台で前記のバテリアが演奏すると共に、子供達と私達は延々踊り狂っておりました。抱き上げて「高い高〜い」をしてあげるだけで、子供達はめちゃくちゃ喜んではしゃぎ回ってくれるので、楽しくてしょうがないのです。こんな経験は全く初めてでした。

1/16 4時、パトナへ。パトナ発09:05(410) / 10:30 デリー着。市内観光。デリー発19:50発
1/17 06:45 成田着
 
 
楽しいことばかりかというとそうではなく、貧困に喘ぐ人達の現実もまざまざと見せつけられ、ぬるま湯ニッポン人の我々は言葉を失う場面も沢山ありました。
その場その場で僅かなお金をあげることで一食くらいは助けられるかも知れないですが、明日からはまた相変わらずで何も解決しません。本当に必要なことは、かりそめの恵みではなく「貧困層が自立するためのシステム(教育、医療etc.)づくり」で、ディップさん達の活動はまさにそれを目指しています。一方的に海外から物を貰うのではなく、インド人自身が主体となって活動していくということ、私はそこに共感して今回の参加を決めました。
 
ディップさんは私に言いました。「カースト制度を無くしたい。誰にでもチャンスがある社会にしたいんだ」
 
何十年、何百年かかるか判りませんが、彼らの活動が実を結び、そして全土に広がる日が訪れることを願っています。音楽と笑顔は、国境、言葉、肌の違いを越えることを改めて確信しました。これからも少しでも彼らの力になれればと思います。


そういえば、イルコモンズさんのブログに書かれていた教会の牧師さんの言葉を思い出しました。
 
「神はいつも思いもよらぬところに、そのしるしを見せます。そして、
神はつねに人の手助けを必要とする子どもの姿であらわれます。」
 
私は無神論者なのでどの宗教の信者でもないですが、今回の旅を通してこの言葉が伝えたいことを少しでも判った気がします。これから彼らの為に何が出来るか、ゆっくり考えてみます。


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